東京生活(結婚済)

田舎から上京してアラサーで無事結婚。普通に幸せだけど、色々あったし色々ある。なんでもない吐き出しブログ。

独身時代①

私は学生の頃から結婚願望が強かった。

さすがに在学中に結婚したいとは思わなかったが、大学卒業したら、本当はすぐにでも結婚したかった。

中高時代、周囲に冷やかされて付き合っていたかのように噂されていた男性はいたものの、実際は何もなく良き友達終わりで、初めての彼は大学生の時だった。

中高では付き合わなくて正解だと思った。

恋愛というのは、麻薬のようなもので自分を見失ってしまうからだ。特に体の関係性をもってしまうと何も見えなくなる。

大学の時、初彼Y君に一目惚れし、自分から告白した。彼も私が初めてだった。私は、東京での寂しい生活からか恋愛に溺れてしまい、何も手につかず毎日を過ごしていた。Yを頼りにしていたし、Yもまた田舎からの上京者だった為、そうだと思い込んでいた。
Yは私より年上で、一足先に社会人となった。

私は自分の就職先もろくに探さず、社会人になったばかりのYの部屋に転がり込み、半同棲生活を開始する。

そのうちに気付いた事。
Yの社会人ネットワークの中に、親しげな女性がいたこと。メールに♡がついているのが見えた。また何件か、その女性からの着信も残っていた。私といる時にその女性から着信があったにもかかわらず、Yは無視した挙句、携帯の電源を切った事もあった。彼にとって私の方が大切という事だったのかもしれないが、私はどんどん不安になり、Yをあまり信じられなくなっていった。泣いて相手を責めるくらいなのに、依存し切っており離れられない。所謂メンヘラだった。

結局白黒つかなかったが、私が社会人になると共にYから別れを告げられ、終わった。

Yは、好青年だった。周囲から見て人望もあり、ルックスもよかった。今は起業家として成功していると風の噂で聞いた。もちろん結婚している。
だが、お互いに連絡先は知らないし、連絡をとることもないだろう。私達は真面目だった。既婚者の身で元彼、元カノと連絡をとる事はあり得ない。

私はこの恋愛から以下の事を学んだ。

・初めてセックスをする相手は、とても重要だ。
・モテる男はどんなに真面目でも浮気する。周りが放っておかないのだ。据え膳食わぬは男の恥である。

でもこの時はまだ分かっていなかった。
私の一目惚れで付き合って好きだったけど、もしかして他にもっといい人がいるのでは?もっと合う人がいるかも?なんて夢をみていた。
彼しか経験がないため、自分の気持ちに確信がもてなかったのだ。